がんと闘った私ががん支援協会でボランティアになった理由~がんと共に歩む人たちに伝えたいこと~

こんにちは。このサイトは、がんと共に歩む道「がんロード」~ケースバイケースの対処法をご紹介~という名前で、がんに関するさまざまな情報や経験を共有することを目的に作成してみました。私は、がんを支援する協会で働いておりまして、働いていて感じるやりがいや苦労、課題や目標などをこのサイトで共有していけたらと思いますので、ぜひともちょくちょくと覗いていただければ幸いです。

私ががん支援協会で働くようになったきっかけ

まず、私ががん支援協会で働くようになったきっかけは、私自身ががん患者だったからです。私は10年前に乳がんと診断され、手術や抗がん剤治療を受けました。そのときに感じた不安や孤独、痛みや苦しみは今でも忘れられません。しかし、私は幸運にも家族や友人、医療スタッフやボランティアの方々の支えを受けて、がんと闘うことができました。そして、完治した後に、私も同じようにがんと向き合っている人たちに何かできることはないかと考えるようになりました。そこで、がん支援協会の活動に興味を持ち、ボランティアとして参加することにしました。

私が所属するがん支援協会の活動

参考までにお伝えすると、私が所属するがん支援協会では、さまざまな活動を行っています。例えば、

  • がん患者や家族の相談や支援
  • がん患者や家族の交流や情報提供
  • がん患者や家族のリハビリテーションやレクリエーション
  • がん予防や早期発見の啓発活動
  • がん治療や研究の最新情報を発信
  • がん政策や医療制度の改善を求める活動などです。

その中で、私は主にがんへの相談や患者・家族の交流活動に携わっています。これらの活動では、電話やメール、対面で、がん患者や家族から相談を受けたり、話を聞いたりします。相談内容はさまざまで、治療法や副作用、生活費や就労問題、心理的な悩みや家族関係などです。私は自分の経験も踏まえて、できるだけ親身になって相談者の気持ちに寄り添い、適切な情報やアドバイスを提供しようと努めています。また、交流活動では、定期的に集まってお茶を飲みながら気軽に話したり、ゲストスピーカーや専門家から有益な話を聞いたりします。ここでは、がんという共通のテーマを持ちながらも、それぞれの個性や価値観を尊重し、互いに励まし合ったり、笑い合ったりします。

私が感じるやりがいや苦労、課題や目標

これらの活動を通して、がんと共に歩む人たちの声や想いに触れることができて、とてもやりがいを感じています。私自身もがん患者だったことで、彼らの気持ちに共感できる部分が多くあります。しかし、同時に、がんは一人ひとりによって症状や経過、治療法や対処法が異なることも知っています。だからこそ、私はケースバイケースで対応することが大切だと考えています。一概に「がんはこうだ」と言えるものではなく、「がんはあなたのものだ」と言えるものだと思うからです。私は、がんと共に歩む人たちが自分らしく生きることを応援したいと思い当サイトを作成してみました。

もちろん、がん支援協会で働くことには苦労や課題もあります。例えば、

  • 相談者の悩みや苦しみに寄り添いすぎて自分の心身に負担がかかること
  • 相談者の望む回答や解決策を提供できないこと
  • 相談者の状況や意思に反するような医療や社会的な制約に直面すること
  • がんに関する正しい知識や情報を広めることの難しさ
  • がんに対する偏見や差別をなくすことの困難さ などです。

これらの問題に対処するためには、私自身が常に学び続けることや、仲間や専門家と協力することや、自分の感情やストレスを適切にコントロールすることなどが必要だと思います。また、がん支援協会の活動をより多くの人に知ってもらうことや、社会的な支援や理解を得ることも重要だと思います。私は、これからもがん支援協会で働き続けるつもりですが、その際には自分の目標や役割を明確にし、効果的かつ倫理的に活動することを心掛けたいと思います。

初回となる今回は、私ががん支援協会で働くようになったきっかけや感じるやりがいや苦労、課題や目標などを紹介しました。私は、このサイトを通して、がんと共に歩む人たちやその周囲の人たちに役立つ情報や経験をお伝えできればと思っています。また、このサイトを読んでくださる方々からのご意見やご感想もお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました